梨状筋症候群とは
お尻から太ももにかけての痛み・しびれが伴う坐骨神経痛の一種です。
では梨状筋とはどこにあるのでしょうか?
梨状筋とは下半身を動かすのに重要な筋肉の一つです。骨盤の深い部分に位置していて、ちょうど坐骨神経の近くを通っています。
その為、梨状筋が何らかの影響を受けると坐骨神経を圧迫してしまい痛みやしびれが起こってしまうのです。
【症状】
・お尻から太ももにかけて痛み、しびれが出る
・座ると痛みが悪化する
・仰向けで膝をまっすぐにした状態で足を上げる動作に制限が出る
・おしりのえくぼ部分を押すと痛みが出る
【原因】
梨状筋症候群は本来柔らかい筋肉ですが、何らかの原因で硬くなってしまうと坐骨神経を圧迫して痛みやしびれが出ると言われています。
しかし、負担がかかる行動や動作を日常生活で行っていることで負担が蓄積されていきます。
・スポーツなどで体を酷使する
・長時間座った姿勢で過ごすことが多い
腰痛やしびれなどで病院を受診するとレントゲンを撮ったけど、異常がないと言われたという患者さんは多いです。
梨状筋は臀部の筋肉なのでレントゲンでは異常がないと言われてしまいます。