ばね指とは
指の「腱鞘炎または弾発指(だんぱつし)」と言います。
指を曲げた状態から伸ばそうとした時に、ばねのような動きをすることからばね指と言われています。
【症状】
・指の付け根の痛みや腫れ
・指を曲げた状態から伸ばす時に引っかかるような感じ
・指のこわばり
・指が曲がった状態から伸ばすことが出来ない
・指を真っすぐしようとするとバネのように跳ねる
ばね指はどの指にも起こる可能性がありますが、親指・中指・薬指の発症が多く見られます。
【原因】
・手や指の使い過ぎ
屈筋腱(指を曲げるための腱)と腱鞘(その筋を覆っている鞘)に負荷がかかり炎症を起こしてしまう。
→手先で細かい作業をする、パソコン作業、ピアノやギター演奏など
・加齢
→年齢とともに筋肉の柔軟性が落ちて硬くなってしまうことで負荷がかかり発症してしまいます。
・ホルモンバランスの変化
→女性特有のホルモンバランスが崩れることが原因の一つでもあります。(妊娠・出産・閉経など)
・栄養不足
→鉄やたんぱく質やビタミンが不足することによって、腱の状態が悪くなる可能性があります。
指は日常生活で使わない時はない為、なかなか安静にすることが難しいです。
しかし、放置しておくと指の曲げ伸ばしがスムーズに出来なくなったり、さらに悪化していくとロッキングと言って指が動かなくなってしまいます。