肩関節石灰沈着性腱板炎とは
肩の腱板に石灰(カルシウム)が沈着することで痛みや炎症を引き起こす疾患です。
40代~50代の女性に多く見られます。
腱板(けんばん)とは肩を安定させる4つの筋肉から構成されており、腕を動かす時に重要な役割をします。
肩に起こる疾患の中でも特に痛みが強い疾患です。
【症状】
急性症状→ある日突然肩を動かすことが出来ないほどの激しい痛み。
夜間に痛みが強く出るのが特徴で、痛みで寝返りを打つことが難しかったり痛みで目が覚めてしまうこともあります。
また、安静時でも痛みが出ることがあります。
慢性症状→鈍い痛みが長期間続く、特定の動作をすると痛みが出る。
肩が動かしにくくなると衣服の着脱や頭を洗う動作、重いものを持ち上げたり、パソコン作業、洗濯物を干す動作や掃除機掛けなど様々な日常生活に支障を来します。
【原因】
肩に石灰が溜まることで発症しますが、詳しい原因は未だはっきりと解明されていません。
しかし、肩の使い過ぎによるもの、ホルモンバランスの変化、加齢などではないかと言われています。
また、糖尿病や甲状腺機能異常、関節リウマチ、痛風、尿管結石などをお持ちの方は発症リスクが高まる恐れがあります。
石灰沈着性腱板炎は体の色々な部分で起こりえますが、肩に起こることが多いと言えます。他には股関節や膝にも見られます。
この肩関節石灰沈着性腱板炎は激しい痛みを伴う為、身体だけでなく精神的な負担も大きいと思います。
まずはしっかりと治療し一日でも早く痛みを改善する事大切です。