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頭痛

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頭痛には様々な種類があり、それぞれの原因や症状が異なります。

例えばガンガン・ズキズキと言った拍動性の痛みを伴うものや、ギューっと締め付けられるようなものなどです。

また、痛みの強さや持続時間、痛みを伴う部位や感じ方など人によって違いがあります。

頭痛は大きく「一次性頭痛」と「二次性頭痛」にわけられます。

「一次性頭痛」は他に病気がないのに起こる頭痛のことを言います。

反対に「二次性頭痛」は他の病気が原因で起こる頭痛のことを言います。


【一次性頭痛の種類】頭痛自体が疾患となっているもの

1、片頭痛・・・ガンガン、ズキズキなど血管が拡張することによって引き起こされる頭痛

こめかみから目のあたりに(片側あるいは両方)ズキズキする拍動性の痛みが生じます。

痛みは数時間から2~3日続くこともあります。

人によっては吐き気や嘔吐を伴い、音や光、匂いに敏感に反応することもあります。

症状が強く出ているときは動くことが出来ず日常生活に支障をきたすこともあります。

この頭痛は動くことで悪化していく傾向があります。

片頭痛は男女差がかなりある頭痛で男性より女性の方が約3倍も多いと言われています。

【原因】

片頭痛の原因は明確には解明されていませんが、顔の感覚をつかさどる三叉神経が刺激されることによって

炎症性の物質が放出され、脳の血管が拡張することで痛みが出ると言われています。

その他の要因としてストレスやホルモンの変動(特に女性)や生活習慣(食生活や睡眠不足)、

環境的要因(天候や気圧)が大きいと言われています。

女性は月経周期の関係で、エストロゲンというホルモンが急激に減少することで頭痛を

引き起こすと考えられています。

エストロゲンは神経伝達物質の調整や血管の働きにも関わっています。

また、片頭痛を誘発しやすい食べ物もあります。赤ワインやチーズ、チョコレートなど

2、緊張性頭痛・・・頭全体や後頭部から首筋にかけてギューと締め付けられるような圧迫感がある頭痛

一次性頭痛の中でもっとも一般的なタイプです。

頭部の両側に圧迫感や締め付けられるような感じのする痛みで片頭痛のように

ズキズキしないのが特徴です。(非拍動性)

ひどくなると頭部全体や首周辺にも痛みや圧迫感が広がっていきます。

通常は吐き気や嘔吐と言った症状はなく、光や音、匂いも影響することはほとんどありません。

痛みは数十分で治まることもあれば何日も続くこともあります。

【原因】

緊張性頭痛の一番の原因とされているのは、首や肩の筋肉の緊張です。

首や肩の筋肉が凝り固まることで頭部への血流が悪くなることで頭痛が引き起こされると

考えられます。

また、姿勢の悪さや運動不足も筋肉により負担がかかったり、筋肉が硬くなったり

するため悪化の原因となります。

他にもストレスや睡眠不足も自律神経のバランスが崩れて頭痛が慢性化してしまうこともあります。

3、群発頭痛・・・片側のこめかみや目のあたりに激しい痛みが引き起こされる頭痛

一次性頭痛の中でもっとも激しい痛みを伴う頭痛です。

目の奥がえぐられるような耐え難い激しい痛みが生じ日常生活や仕事に支障を来たします。

20代~40代の男性に多く見られますが、かなり稀な頭痛です。

痛みはほぼ決まった時間に出て、痛みの他には目の充血や鼻水と言った症状もあります。

群発頭痛は「群発期と呼ばれる時期に激しい頭痛発作が集中して起こります。

通常は数週間~数か月続き、ほぼ毎日決まった時間帯に激しい頭痛が起こり、

群発期が終わると「寛解期」と言って頭痛発作が治まります。

寛解期には頭痛発作は起きないと言われています。

この頭痛の特徴として、群発期と寛解期を繰り返します。

しかし、次の群発期がいつ来るかは予測が難しいと言われています。

また、「慢性群発頭痛」というタイプもあり、この場合寛解期がほとんどないか

とても短いと言われています。

【原因】

主な原因とされているのは、まず「視床下部」の異常です。

視床下部は体内時計をつかさどっていて群発頭痛が決まった時間に起こることと関係していると

されています。

次に「三叉神経の過剰な活性化」と「副交感神経の反射的な活性化」です。

三叉神経は顔の感覚をつかさどる神経で、この神経が過剰に興奮してしまうことで

目の奥や側頭部に痛みが出ると言われています。

この興奮が自律神経にも影響し、目の充血や鼻水などの自律神経の症状も引き起こします。

発作は日常生活の中のあらゆるものが刺激になりえます。

アルコールや喫煙、香水や塗料など強い匂いの刺激、

加工肉などの亜硝酸塩を多く含む食品やチーズ、チョコなどの摂取、

カフェインを多く含むコーヒー、紅茶、エナジードリンクなど摂取、

また、睡眠不足やストレス、季節の変わり目による変化も発作の引き金になります。

【二次性頭痛の種類】他の疾患が原因で頭痛が起こるもの

二次性頭痛は原因がはっきりしています。脳や体の病気が原因で起こるものです。

二次性頭痛は急性で重症なことが多く、命に関わることもあるため、早期の適切な判断と治療が必要になります。

1、脳出血やくも膜下出血などの病気による頭痛・・・突然激しい痛みが生じ、場合によっては命にかかわります。

・脳出血

脳の中の血管が破れて出血する病気です。(脳卒中の一種)

頭痛や吐き気・嘔吐のほか片側の手足のしびれ・麻痺、言語障害、歩行障害など

出血量が多かったり、出血した箇所により、意識障害が起こることもあります。

・くも膜下出血

脳を包むくも膜と軟膜の間に出血が起こる病気です。(脳卒中の一種)

バッドで殴られたような激しい頭痛、吐き気・嘔吐、意識障害やけいれん、頸部硬直など

麻痺などの症状を伴うことは少ない

・脳腫瘍

脳やその周辺の組織にできる腫瘍の総称です。(良性と悪性がある)

原発性脳腫瘍の場合は脳の細胞や神経から発生します。

転移性脳腫瘍の場合は肺がんや乳がんなど他の臓器から脳に転移してできます。

頭痛、吐き気・嘔吐、手足のしびれ・麻痺、視覚・言語・性格の変化など


他にも脳動脈解離や髄膜炎、慢性硬膜下血腫、緑内障による頭痛、高血圧による頭痛などがあります。

2、薬剤乱用性頭痛・・・薬剤の使用過多によって起こる頭痛

薬剤乱用性頭痛とは、片頭痛や緊張性頭痛などを持つ人が鎮痛剤を頻繁に使用することに

よって起こる二次性頭痛のことをいいます。

・月に15日以上の頭痛が起こる

・月に10日以上鎮痛薬を使用している

・鎮痛薬を3カ月以上継続している

・以前より頭痛の回数が増えた

・薬を飲んだのに効かない

頭痛を抑えるために使用しているはずの薬で逆に頭痛を悪化させてしまっているケースも

あります。

また、頭痛が起こっていないのに頭痛が起こるかもしれないという不安から予防として

飲んでしまっていませんか?

このようなケースは薬への依存が高くなり、薬の量が増えていきます。

この頭痛ではまず、薬の使い方を見直す必要があります。


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