起立性調節障害とは、自律神経の機能失調によって生じる疾患です。
特に思春期前後の小児に多く見られる。
症状は、めまい・動悸・息切れ・朝起き上がることが出来ない・食欲不振・寝つきが悪いなどひどい場合には失神することもあります。
原因はまだ明確には解明されていませんが、
学校や予備校などの人間関係に悩んだり、部活動や塾などで十分な休息・睡眠時間の確保が出来ない、身体が大人へと変わろうとする為に生じるホルモンバランスの変化や身体の急激な成長、受験や今後の人生を左右する選択へのプレッシャーなどによって自律神経が乱れてしまうことによって引き起こされることがあります。
また、大学生や大人になってからも生活環境の変化や勉強や仕事によるストレス、食生活の乱れなどが原因で引き起こされることもあります。
この起立性調節障害という病気は周囲の理解とサポートが必ず必要です。