
ぎっくり腰とは
正式には「急性腰痛症」と言います。これは急激に起こる腰痛のことです。
ぎっくり腰が起こると、姿勢変換や立ち上がることさえ困難になってしまいます。
重いものを持ち上げた瞬間や立ち上がろうとした時、朝ベッドから起き上がろうとした時やくしゃみをしただけで
発症してしまうことがあります。
多くは中腰の姿勢の時に起こりやすく、瞬間的にグキッとなったと思ったらもう動けない・・・
いわゆる戦闘不能状態になります。
ぎっくり腰は若い年齢の方でも起こりえるもので、決して中高年だけに起こる症状ではありません。
また、最近は季節の変わり目などで発症する方が増えています。
季節の変わり目に伴い、全身に疲労が溜まっていたり、精神的ストレスなども原因の一つです。
【症状・原因】
腰周辺に突然激しい痛みが起こり、腰の曲げ伸ばしをする際に痛みが走ります。
また、姿勢変換などが難しく激しい痛みの為、立ち上がれなかったり、起きられないという状況に
なってしまうこともあります。
急性的に起こる痛みの為、患部に炎症や熱感などが出る場合があります。
原因としては、長時間同じ姿勢を続けたり、重たいものを持ち上げたりなど腰に負担が強くかかる
ことでぎっくり腰を引起こす可能性があります。
その他には運動不足やストレスによる筋肉の緊張などが強いことや疲労が蓄積されているなども
原因の一つになってしまいます。
【ぎっくり腰になったら・・・まず冷やしましょう!】
ぎっくり腰になったら、初期のころは患部に炎症が起こっている状態です。
まず、氷で痛い所を冷やしこみましょう!
炎症があると氷で冷やすと心地よい感じがします。逆に炎症がある時期に患部を温めるとズキズキと痛む感じが出ます。
とにかく炎症を抑えることが大事です。
よく湿布で冷やす方がいますが、湿布では患部を冷やしこむことは難しいです。
必ず氷を使って冷やしましょう。
【楽な姿勢を取りましょう!】
痛みや症状もその人その人によって異なります。一番楽な姿勢を探しましょう。
座るときでも椅子の高さが少し変わるだけで楽だったり、痛かったりします。
寝るときはなるべく腰に負担のかからない姿勢をおすすめします。
一番は横向きになって膝をグッと曲げます。ダンゴムシになるイメージです。
仰向けになる場合は膝を曲げて膝の下にクッションを入れるのもいいと思います。
うつむきは腰を反る形になる為、腰に負担がかかりますのでできれば避けましょう。
【あまりにつらい時は薬に頼りましょう!】
ぎっくり腰になったばかりの時はとにかく痛みがひどいので、精神的にとてもつらいです。
そんな時は「鎮痛薬」に頼るのも一つの手です。
また、内服薬ほどではないですが、「鎮痛消炎」の成分が入った貼り薬を貼るのもいいと思います。
ぎっくり腰は初期処置でその後が大きく変わります!
ぎっくり腰は日常生活が困難になります。その為、一日でも早く回復したいと願う人は多いのではないでしょうか?
回復までの期間は重症度によって異なりますが、多くの場合は2~3日ほどで炎症が治まってきます。
しかし、動けるようになると無理をしてしまいその結果、再受傷が起こり悪化してしまうケースも少なくありません。
悪化してしまうと更に回復までの期間は長くなり、ズルズルと長引く痛みになってしまいます。
セイノウ接骨院では「急性腰痛専門治療」がございます。
初期のうちに少しでも早くこの治療をお受けいただくことをおすすめします。