肋間神経痛とは
肋骨に沿って、胸や背中・脇腹に刺すような痛みを感じる状態をあらわす症状です。
肋間神経痛は体を動かしたり、ひねったりなどすると痛むのが特徴です。
肋間神経は肋骨に沿って分布する末梢神経です。肋骨を引き上げたり、腹圧をかけたりするときに指令を伝える役割をしています。
【症状】
・肋骨に沿って痛みが走る
・刺すような鋭い痛みや電気が走ったようなビリっとする痛みなど人によって感じ方が違う
・痛む箇所がはっきりしている
・上半身の左右どちらかのみで痛みが出る(左右両方には痛みは起こりません)
【原因】
・脊髄神経の圧迫→椎間板ヘルニアや腫瘍、骨折など
・帯状疱疹→帯状疱疹ウイルスが活性化する
・側弯症→背骨が曲がってしまう為、神経を圧迫してしまう
・疲労やストレス→交感神経が刺激され、筋肉の緊張と炎症を起こす
・内臓疾患→内臓の異常が神経を伝わって背骨の筋肉に影響を及ぼす
・ビタミン不足→ビタミンB群の不足は神経の機能に悪影響を与えることがある