アキレス腱炎とは
アキレス腱は足首を動かす為にとても重要な役割をしています。しかし何らかの原因でアキレス腱に炎症が起きることで痛みが出る疾患です。
アキレス腱はふくらはぎの筋肉から踵(かかと)の骨についています。靭帯で最も太くて強い腱です。長さはだいたい15センチほどです。
【症状】
・歩くときに痛みが強く出る
・アキレス腱が腫れている、しこりのようなものがある
・安静にしているときでも痛みが出る
・動き始めるときは痛みがあるが、しばらくすると痛みが和らぐ
アキレス腱炎は急性期と慢性期があります。
急性期はアキレス腱の損傷があり、痛みと炎症が伴います。しかし、慢性期は3か月以上痛みが続いてしまう状態です。
【原因】
・スポーツなどでアキレス腱を酷使している
・加齢に伴うもの
・合わない靴を履いている など
アキレス腱炎は個人によって重症度が違います。
まだ大丈夫と自己判断せず少しでも痛みを感じたら早めに治療を開始することで早期の回復が期待できます。
アキレス腱炎を放置しておくと、重症化してしまい難治性アキレス腱炎になってしまう可能性があります。